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訃報です。10年以上に渡って沖縄の不良少年や少女と向き合いその生き様をまとめた「ヤンキーと地元」の著者で社会学者の打越正行さんが2024年12月9日に亡くなりました。45歳でした。
社会学者の打越正行さんは広島県出身で首都大学東京で博士号を取得、2020年からは和光大学で専任講師を務めていました。2019年には沖縄の不良少年や少女と10年以上に渡って向き合いその生き様をまとめた「ヤンキーと地元」を発表。2020年に沖縄書店大賞・沖縄部門で大賞となりました。
不良少年や少女と沖縄の貧困は密接に関係しているとした上である業種をあげて国の対応の違いについて語っていました。
打越正行さん「産業構造の話は沖縄の貧困を見る時に外せない視点だと思っています。建設業そのものが県内の一部の産業ですが(沖縄の貧困を)象徴しているというか」
打越さんは急性骨髄性白血病のため亡くなりました。45歳でした。