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平均年齢76歳の美術愛好家たちが制作した作品を一堂に集めた企画展が、2024年12月3日から浦添市ではじまりました。

2024年で15回目を数える「沖縄ねんりんピックかりゆし美術展」は、高齢者が芸術や文化活動に参加する機会を作り、明るく活力ある社会を目指そうと県社会福祉協議会などが毎年主催しているものです。

今回、はじめての会場となった浦添市美術館には洋画や写真など6部門からあわせて159点が展示されていて、八重瀬町志多伯で行われた豊年祭の様子や、ちぎり絵に新聞紙を使用し美ら海水族館の巨大水槽をイメージした作品などが注目を集めています。

また、県知事賞を受賞した新垣智恵子さん(95)は「心に響く百人一首をかな書道にしたためた」と作品への思いを語りました。

新垣智恵子さんは「かな文字は好きですので30年前くらいからずっと日課としてうちでいつもやっています」と話し、「これからもかな書道は続けていくか?」と記者の質問に「100歳まで大丈夫ですから続けていきたいと思っています」と答えました。

この企画展は、2024年12月7日まで、浦添市美術館で開かれています。