まずは、野球の話題をお伝えします。今月6日、台湾で開幕する全日本大学軟式野球の親善試合。この大会に日本代表として、県内の大学から1人選出されました。
「あの日本人大リーガー」と同じ背番号で名前の一文字を持つこの選手!大会への意気込みなどを聞きました。
國吉翔太投手「代表に選ばれたからには自分のプレーをするというのはもちろんですけど、チームメイトだったり自分に支援してくれた人の応援とかも背負って投げていきたいと思っています」
今月6日に台湾で開幕する「全日本大学軟式野球国際親善大会」に日本代表として選出された、沖縄大学3年の國吉翔太(くによし・しょうた)選手。
先月、野球部が練習拠点にしている西原町の崎原(さきはら)町長のもとを訪れ日本代表に選ばれた喜びを報告をしました。
國吉翔太投手「投手なので全力でやるというところを忘れず、スタイルは泥臭くいこうかなと思っています。明るいキャラなので、全面的に出せていけたらいいなと思います」
西原町から國吉投手へ町のキャラクターで守り神として人気の「さわりん」が送られました。
崎原町長「翔太さんの明るい笑顔をしっかりアピールをして、ここでとどまるのではなくて最終的にプロへ行って活躍ができるような人を目指して頂きたいと思いますのでぜひ頑張って下さい」
國吉選手は知念高校出身で高校3年生で迎えた最後の夏の大会では、1番セカンドで出場、中部商業に敗れましたが主軸として、チームをベスト4に導きました。
大学へ入学すると監督の勧めなどから野手から投手へと転向。140kmのストレートを武器にことし6月、日本代表を選出する日本選抜選考会に挑戦をして合格。初の日本代表となりました。代表が決まった瞬間はうれしかったと振り返ります。
Q:日本代表が決まった瞬間はどういう気持ち? 國吉翔太投手「うれしかったです。それに限るんですけど。うれしかったです」「(今は)そこまで気持ちが上がりすぎているわけではないので、けっこう冷静だと思っています」Q:緊張とかもまだ?「緊張とかもまだないです。今の方が緊張しています」
國吉を指導するのは、玉城祥梧(たまき・しょうご)監督です。玉城監督は野球以外でも國吉投手の人間性も高く評価していました。
玉城祥梧監督「彼自身野球はもちろんそうなんですけど、学校でのオープンキャンパスへの参加のボランティアとか部活動以外での活躍の方があったのでそういった人間性も含めて日本代表になってくれたらおもしろいなと思ったので推薦しました」「(國吉投手は)緊張しいなところがあるので、グランドの中では正々堂々、ハツラツとプレー出来るところに注目をしてやってもらえたらうれしいです」
この日は、届いたばかりの日本代表のユニフォームに初めて袖を通します。
Q:初めて袖を通した感想は?國吉翔太投手「カッコいいです。めちゃくちゃカッコいい」「自分にドンピシャな色」
背番号は「17」。17と言えば大リーグでMVPを受賞したドジャースの大谷翔平(おおたに・しょうへい)選手の話題に。
國吉翔太投手「國吉翔太で「翔」が入るじゃないですか、大谷翔平も「翔」が入るじゃないですか、そこにけっこう運命を感じていました」「沖縄代表、日本代表として恥のないプレーかつ、沖縄大学を自分から盛り上げていきたいなと思います。がんばります!」
国吉選手、きょうメンバーと合流し、結団式などを行い、あす台湾に渡り大会に臨むということです。試合は、5試合予定されています。