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「色んな事に挑戦して目標を見つけて欲しい」と後輩にエールを贈りました。世界で活躍する県出身のパラアスリートが、母校の盲学校で講演会を行いました。

28日に県立沖縄盲学校で講演会を行ったのは、パリ・パラリンピックにゴールボールで出場した安室早姫さんです。安室さんは、盲学校を卒業後に東京の高校に進学し、ゴールボールの競技に出会いました。

講演会で安室さんは、母校で過ごした思い出やパラリンピック出場の経験を踏まえ、「色んなことに挑戦して目標を見つけて欲しい」と話しました。

安室早姫選手は「こういうのやってみたいとか、これを達成してみたいとかというのを見つけて、そのためにがむしゃらに頑張ってほしいなって思います」と話しました。

講演後、生徒たちは、安室さんと一緒にゴールボールを体験、目隠しをつけた状態で重さが1キロ以上あるボールを実際に転がすなど楽しんでいました。

参加した児童は「結構ボールが力強かった」と話しました。別の児童は「(創立)103年を迎えてそういう人が1人や2人がいるというのは凄いなって思ってたけど、話聞いてもっと凄いなって」

安室さんは、「スポーツの楽しさを知って沖縄からゴールボールの選手が出てくれたらうれしい」とエールを贈っていました。