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8日朝、沖大東島の南の公海上を航行していた香港船籍の貨物船で、乗組員1人が負傷し、海上保安庁に救助されました。

第11管区海上保安本部によりますと、8日午前6時7分ごろ、沖大東島の南、およそ400キロメートルの海上を航行していた香港船籍の貨物船、「ベストリッチ」から、海上保安庁に「乗組員が負傷したので救助してほしい」と連絡があったということです。

第11管区では、航空自衛隊に災害派遣を要請し、8日夕方、自衛隊航空機が貨物船から負傷者を引き揚げました。負傷した乗組員は23歳の中国人男性で、両腕骨折などの重傷です。

貨物船の乗組員は20人全員が中国人で、パプアニューギニアから中国へ向かう途中でした。第11管区では、乗組員のけがの原因などを調べています。