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2024年11月25日、羽地内海に放置されていた大型船で火事があり消火におよそ1日かかりました。出火当時、船に人がいた可能性があることが、目撃者の証言からわかりました。
名護海上保安署によりますと2024年11月25日本島北部の羽地内海で放置されていた大型船から出火、消火にはおよそ1日かかり船尾部分が全焼しました。
この火事で目撃者の男性によりますと火の手が大きくなる前とみられる11月25日午後2時40分ごろ、黒煙がのぼる船上に上半身が裸の30代くらいの男性がいて、船の後方には、ゴムボートのようなものがあったということです。
目撃した男性は「普段は煙が出ていない船から煙が出ていたので、おかしいなと思ってちょこっと止めて見たら、男の人がひとりしかいなかったけど、行ったり来たりしていた。慌てているような感じはなくて、最初はこの辺から煙が出ていてこっちにゴムボートがあった、人はこの辺にいたかな」と話しました。
燃えた船は、県外の企業が県内の海運会社から5億円で購入したものですが数年前から羽地内海で停泊が続いています。この企業は、「船は元々稼働できない状態で海運会社にだまされた」として刑事告訴しています。
現場では2024年11月27日、捜査員が船に入って出火場所を確認する様子があり、海保や警察が、事件・事故の両面で調べています。