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自衛隊とアメリカ軍は、台湾有事を想定した作戦計画で南西諸島とフィリピンにミサイル部隊を配置する方針であることがわかりました。
共同通信によりますと、自衛隊とアメリカ軍は来月中に台湾有事を巡って共同作戦計画を策定する方針で、このなかで南西諸島にはアメリカ海兵隊、フィリピンにはアメリカ陸軍のミサイル部隊を配置し、中国の艦船の動きを封じ込める構想を立てています。
アメリカ海兵隊は、ロケット砲「ハイマース」を装備した部隊を展開し臨時拠点を設ける見込みで、自衛隊は弾薬や燃料の提供など後方支援を担うとされています。
2024年11月1日まで行われていた自衛隊とアメリカ軍の共同演習「キーン・ソード」では、アメリカ軍が輸送機で「ハイマース」を石垣島に展開しており台湾有事の作戦計画を念頭に置いた動きとみられます。
台湾有事にミサイル部隊が南西諸島やフィリピンに展開することで、中国側の攻撃目標となる懸念も生じてきそうです。