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21日と22日で、本島中部に住む高齢者3人が、あわせて現金190万円あまりをだまし取られる詐欺事件が発生しました。

県警などによりますと21日、嘉手納町に住む70代の男性宅に役場職員を名乗る男から「医療保険の過払いで返金がある」などと電話がありました。話を信じた男性は、指示された口座におよそ100万円を振り込みだまし取られたということです。

また、21日に読谷村に住む80代の女性宅に役場や金融機関の職員を名乗る男から「還付金があり更新のため古いキャッシュカードなどを預かる必要がある」などとうその連絡がありました。その後、自宅に来た男に暗証番号を伝えた上、キャッシュカード3枚と通帳を渡した結果、ATMから現金およそ16万円を引き出されていたということです。

本島中部では22日も80代の男性が78万あまりを振り込まされる詐欺が発生していて、県警は年末にかけて同様の被害が急増する可能性があるとして、還付金の返還などという電話があった際は、ひとりで判断せず警察などに相談してほしいとしています。