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2024年1月、浦添市の国道でネパール人の夫婦が車にはねられ死亡させたとして過失運転致死の罪に問われた女の裁判で那覇地方裁判所は21日禁錮3年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと浦添市城間の無職・上原春子被告は2024年1月、浦添市宮城の国道58号で歩道を歩いていた当時62歳と56歳のネパール人の夫婦を車ではねて死亡させた過失運転致死の罪に問われていました。
判決公判で加藤貴裁判長は「沖縄で働く息子や誕生したばかりの孫に会うためにネパールから一時来日していた被害者夫婦を突然失った家族の悲しみ、戸惑い、やりきれない思いは計りしれない」と述べ「ブレーキとアクセルの的確な操作を誤ったという被告人の過失は重い」と指摘。
その上で「遺族に対する謝罪の意を強く表していることや今後、運転はせず生活する旨を誓約した」などとして上原被告に禁錮3年執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。