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警察は、威力業務妨害などの疑いも視野に捜査しています。
2024年11月19日の夜、本島中部の上空を飛行するアメリカ軍の航空機に、相次いでレーザー光線らしき光が照射されました。
警察によりますと、2024年11月19日午後8時前に嘉手納基地から「飛行中のアメリカ軍機にレーザーポインタが照射された」と通報がありました。
レーザー光線らしき緑色の光は2回、照射されていて、11月19日午後7時15分ごろには、読谷村の海岸沿いの上空で着陸態勢に入ったアメリカ軍機に、そのおよそ40分後には、嘉手納町水窯の上空を飛行中の別の軍機に照射されていました。照射を受けた航空機は、それぞれ通常着陸していて、人的・物的被害はないということです。
レーザー光線らしき光の照射をめぐっては、2024年6月、喜屋武岬から民間の旅客機に照射されたほか、2015年には宜野湾市の男がアメリカ軍機に照射したとして逮捕される事件もありました。警察は、威力業務妨害や航空法に抵触する疑いがあるとして捜査しています。