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沖縄を訪れている国連特別報告者が19日、本島中部地区のアメリカ軍基地周辺を視察し、有機フッ素化合物・PFASの汚染問題などで住民の聞き取りなどを行いました。
沖縄を訪問しているのは、有害物質と廃棄物に関する国連特別報告者のマルコス・オレリャーナ氏です。19日に、嘉手納基地と普天間基地の周辺を視察し、嘉手納町の當山町長などと面談しました。
オレリャーナ氏は「水に関して嘉手納基地の活動がどのように影響しているのか学びたい」と述べました。
字屋良共栄会・池原一会長は「汚染されて、見て分かるがきれいではあるが使えない」と話しました。
高濃度のPFASが検出されている嘉手納町のウブガーでは、地元関係者から説明を受け、PFASの他に、基地から航空燃料が漏れ出たいわゆる「燃える井戸」についても説明を受けました。
またオレリャーナ氏は、嘉手納基地内を流れる大工廻川を基地の外から視察。その後、北谷浄水場ではPFASを低減する取り組みについて説明を受けました。
オレリャーナ氏は、11月20日、PFAS問題に関するシンポジウムに出席する予定です。