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アメリカ軍基地周辺での有機フッ素化合物・PFAS汚染を巡って、アメリカ軍がドイツで処理施設を設置したことがわかりました。基地内の調査などが認められない沖縄との違いが浮き彫りになっています、
在独米軍駐屯地司令官は「ワシントンDCの国防総省によって承認され、テキサスの陸軍環境司令部から資金を受けたこの革新的な処理システムを協力して実現できたことを誇りに思う」と話しました。
PFASの処理施設が稼働したのは、ドイツに駐留するアメリカ陸軍のアンスバッハ駐屯地で、先月10月に設備が稼働し、アメリカ軍がPFASの処理施設を公開しました。軍の発表によると処理施設は1日で最大135立方メートルの地下水を処理することができ、軍が2024年4月から建設していました。
一方、沖縄では県や基地がある市町村で作る軍転協が11月13日、沖縄に駐留するアメリカ軍や総領事館に要請書を提出。基地周辺でのPFAS汚染については、基地内への立ち入り調査などを求めましたが、アメリカ側から現状を変えるという話はなかったということです。