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記録的大雨の影響で断水が続いていた大宜味村、これまでに村内の8割ほどの地域で給水できる状況に復旧しました。
11月9日から本島北部に降った記録的大雨の影響で大宜味村では浄水場が床上浸水により送水機能が停止し、広範囲で断水が続いていました。大宜味村では給水所を設置し、飲み水を配布していたほか断水の復旧に向けて浄水施設にたまった水を取り除くなどの作業を続けてきました。
村によりますとこれまでに村内の8割ほどの地域で給水できる状況にまで復旧し、11月12日中に、全面復旧できるよう作業を続けているということです。
一方、東村では、被災した人たちを元気づけようと村内にある「かねやん食堂」で、カレーや沖縄そばなど5種類のお弁当を全て100円で販売をしました。
利用した女性は「こういう気持ちが大事だし、みんなそれで活力になってくると思うので繋がっていけばいいなと思います」と話しました。
利用した男性は「家から出ないことが多かったのでこういうキャンペーンをしてくれるのはありがたいです」と話しました。
利用した女性は「実は知らなくてきょうたまたまこっちに来たので、こんなに安く頂けるなんてびっくりしました」と話しました。
かねやん食堂・金子竜太オーナーシェフは「うれしいです。やっている意味もありますし、まだまだ完全に復旧には時間がかかると思うので、ご飯食べて元気になってもらえたらいいのかなと思います」と話しました。
この食堂では、11月12日午後5時半からも数量限定で弁当の販売を行うということです。
大宜味村の断水は、11月12日中に解消されるようですが、それ以外にも、本島北部では、床上や床下浸水による住宅への被害や農作物の被害なども出ています。被災者の生活再建への取り組みが急務です。