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沖縄と世界の懸け橋になる人材を育てようと沖縄にルーツをもつ海外からの留学生たちがきょう、県庁を訪ね、今後の目標を語りました。

県庁を訪ねたのは、ブラジルやペルー、ボリビアなど7カ国と一つの地域から参加した沖縄にルーツをもつ留学生10人です。

県の留学生受け入れ事業は、海外に住む子弟やアジアの国からの留学生が沖縄の歴史や文化を学ぶことで海外の県系人社会と沖縄の懸け橋になる人材になってもらおうと1969年から行っています。

池田副知事は、「研修先など多くのウチナーンチュと積極的に交流して絆を深めて下さい」と留学生たちを激励しました。

ボリビア出身の眞榮城萌さんは「琉球料理を学んでいます。ボリビアに帰ったら私は、琉球料理を家族や親せき、地域のみんなに作って食べてもらいたいと思っています」と話しました。

ペルー出身の玉城真由美さんは「帰国したらペルー沖縄県人会と一緒に活動を続け、SNSを通じて沖縄の文化を発信し、コンテンツやビデオを作成したいと思っています」と話しました。

留学生らは、2025年3月まで、県内の大学や企業で沖縄の歴史や文化などを学びます。