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政府が南西諸島での自衛隊強化を進める過程や住民の対立・葛藤などを描いたQAB制作のドキュメンタリーが、2024年の日本民間放送連盟賞の「テレビ報道番組」部門で優秀賞を受賞しました。
優秀賞を受賞したのは、QABが制作し、2024年5月に放送した「誰のために島を守る~自衛隊配備その先に~」です。
この番組は2016年から8年にわたって積み重ねた取材をまとめたもので、国が南西諸島で自衛隊の強化を進める南西シフトやうるま市の訓練場整備問題など地域住民と自衛隊との関係性に焦点をあてています。
審査員からは「自衛隊配備増強に賛成であれ反対であれいかに住民を苦しめているかがよく伝わる。国境の島々が抱える問題を沖縄県以外の人たちにも強く認識させる」と評価されました。
2024年11月5日に東京で行われた表彰式に出席した塚崎昇平ディレクターは「これからも南西諸島の自衛隊配備を住民目線で伝えていきたい」とコメントしています。