※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

子どもたちが、平和で豊かな世界を目指すことをテーマに議論する、「国連を支える世界こども未来会議」が、豊見城市で開かれました。

グループの発表で「住み続けられる未来の沖縄を実現するためには決まりを守って自然を大切にすることが大事だと思います」と述べました。

10月27日、豊見城市で行われた「国連を支える世界こども未来会議」は、子どもたちが主体的に未来の沖縄を考え、平和で豊かな世界を実現するにはどうしたらいいかなどを考えてもらうことを目的に開かれたものです。

県内に住む小学4年生から6年生までのおよそ30人が参加し、「住み続けられる未来の沖縄」をテーマに、グループに分かれ、ディスカッションやアイデアを出し合います。

そのあと発表を行い、「お互いの価値観の理解が大切である」ことを訴えるグループや「観光客を増やすにはどうすればいいのか?」など課題解決に向けた発表をしたグループなどがありました。

Aグループは「沖縄は日本で一番離婚率が高く、それが貧困に繋がっているので家族で価値観を理解し合うことが大事だからです。そのために私たちが明日からできることは話し合いの場を家族で設けることです」と話しました。

審査の結果、最優秀賞に選ばれたグループは、2025年、東京と大阪で行われる「国連を支える世界こども未来会議」に沖縄代表として出場します。

参加した子どもたちは、未来を考えることで、現在の沖縄をみつめるきっかけとなり同世代との交流によって自身の考えを深めた様子でした。