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首里城火災から2024年10月31日で5年です。消防や職員がなどが参加し対応にあたりました。首里城公園では、工事現場で火事が発生した想定で訓練が行われました。訓練は、首里城火災のあった10月31日にあわせて毎年実施されています。

訓練では、夜間に正殿の復元工事現場の2階部分から出火したことを想定し、警備員が初期消火を実施しながら消防へ通報、駆け付けた隊員らによって放水が実施されました。

また、火災後に導入された地下配管を通して城外から送水する「連結送水管」が使用され消防車両が入れない場所でもホースを伸ばす作業をせずにすぐに放水が実施できます。

那覇市消防局警防課・上原正彦課長は、「連結送水管を使用して水幕防御システムを活用した延焼防止活動、東側では消火活動にあたる放水体系を整えるということで非常に有効に使えると確信を持ちました」と話しました。

訓練の参加者らは、作業の流れを確認し情報を共有していました。首里城の正殿は、2026年の秋に完成予定です。