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首里城火災から31日で5年です。首里城公園では消防や職員らが火事を想定した訓練を行いました。
訓練は、首里城火災のあった10月31日にあわせて毎年実施されています。訓練では夜間に正殿の復元工事現場の2階部分から出火したことを想定し、警備員が初期消火を実施しながら消防へ通報し駆け付けた隊員らによって放水が実施されました。
また、火災後導入された地下配管を通して城外から送水する「連結送水管」が使用され、消防車両が入れない場所でもホースを伸ばす作業をせずにすぐに放水が実施できます。
那覇市消防局警防課上原正彦課長は「連結送水管を使用して水膜防御システムを活用した延焼防止活動、東側では消火活動にあたる放水体系を整えるということで非常に有効に使えると確信を持ちました」と話していました。
訓練の参加者らは、作業の流れを確認し情報を共有していました。