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自衛隊とアメリカ軍の共同統合演習「キーン・ソード」が、10月23日から始まるのを前に、民間の港や空港を使った部隊の展開が、県内各地で確認されています。

宮古島市の平良港では、10月23日午前8時ごろ、民間の輸送船が到着し、自衛隊の車両数台と隊員およそ10人が入りました。到着したのは、航空自衛隊の隊員や車両で、船は、愛知県から後方補給訓練の一環として、部隊を運んだとみられます。

一方、新石垣空港では10月21日、アメリカ海兵隊のKC130輸送機が飛来し、物資や人員のほか、戦闘用の小型車も降ろす様子が確認されました。防衛省の市への説明では、演習に伴ってアメリカ海兵隊のおよそ230人が石垣島に展開するとしていて、21日は、その一部とみられ、物資などは自衛隊の車両で、駐屯地内に運び込まれました。

県は、アメリカ軍機については、民間空港の使用の自粛を求める立場をとっています。