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実際に漁業を体験し地元の産業を理解してもらおうと16日朝から読谷村で少年水産教室が開かれています。

読谷村都屋でひらかれた水産教室には、古堅中学校の1年生15人が参加しました。生徒たちが体験したのは、読谷村の漁業の主体となっている定置網漁業。仕掛けた網を引き上げる、体力の必要な仕事です。

始まる前は威勢の良かった生徒たちですが、高浪に船酔いする生徒も出始め、早くも海の過酷さを知ったようです。引き上げる網は長さ360メートル、幅60メートル、深さが40メートルで、県内最大の定置網。

生徒たちは、一生懸命に網を引き上げ、自分の手で獲った魚に目を輝かせながら漁業の大変さを実感していました。参加した生徒の一人は「普段スーパーで買っている魚が、漁師さんがこういうふうに獲っているので、すごいと思いました」と感想を述べました。