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来年、名護市と宮古島で開催される「ハンセン病市民学会」の企画委員会が13日に那覇市で開かれました。
これはハンセン病に対する正しい理解と問題解決をはかろうと毎年開催されていて、来年5月20日から3日間、名護市と宮古島市で開催されます。きょうの委員会では、来年の大会のテーマや企画、大会構成などについて話しあわれました。
ハンセン病については全国的に病気に対する理解がまだ不十分なため、元患者らは療養所の入所歴や病歴を隠しながら生活している人が数多くいるのが現状です。特に離島出身者は、高齢になって県外から故郷に里帰りしたいと思っても偏見を恐れて戻れない人が多くいるということで、企画委員会では療養所の退所者の生活実態調査なども行うことにしています。