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絵本を通して沖縄の文化に親しんでもらおうと那覇市のこども園で読み聞かせ会が開かれました。

「おおかみおとこもほっぺたをおとしながら、つきにむかっておおごえでさけびました『う、うめ~え』」

この絵本の読み聞かせは、子どもたちに沖縄の文化や伝統行事に親しんでもらおうと行われたもので、那覇市の天久みらいこども園の5歳児のクラス65人が参加しました。

子どもたちは、旧暦8月の十五夜にお供えものとして餅にゆでた小豆をまぶした伝統菓子をテーマにした絵本「ふちゃぎ」とこの季節、各地で行われる綱引きをテーマにした絵本「つなひきわっしょい」の2冊を時おり笑い声をあげながら楽しみました。

「わっしょい、わっしょい、つなひきわっしょい!」

女子園児は「つなひきわっしょいのところが楽しかった」と話しました。女子園児は「けんかする場所が面白かった」と話しました。男子園児は「楽しかったです。」と答え「一番何が面白かった?」と記者の質問に「ふちゃぎの本」と答えました。そして「このお話、誰と読みたいですか?」と聞かれると「お兄ちゃんとパパ」と答えました。

子どもたちは、想像力を膨らませながら独創的なタッチで描かれたユーモアあふれる絵本の世界を楽しんだようでした。