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2023年に解体された「首里劇場」を被写体として撮影を続けた女性写真家の様子や建物がなくなることに思いを語った人たちに密着した映画が2024年9月21日から那覇市で上映されています。
映画「劇場が終わるとき」は2023年に解体された「首里劇場」を被写体として撮影を続けた女性写真家・石川真生さんの様子や建物がなくなることに思いを語った人たちに密着したドキュメンタリー映画です。
写真家・石川真生さんは「残すことは大事、写真を残すことはとても大事、自分の代だけではなくてずっと後まで続く。こういう残した方が良い物があったら朽ち果てるのはストップできるはず、ぜひやって欲しかった」と話しました。
作品では、自らも病を患う石川さんが、館し、なくなる劇場をどのように写真に残したのか、赤字経営の劇場を受け継いだ金城正則館長が20年間守り続けたことやその苦悩について関係者が話すなど、廃虚のような首里劇場を舞台に、生きることの切なさ、たくましさが人間くさいユーモアとともに語られています。
映画「劇場が終わるとき」は9月21日から桜坂劇場で公開、また全国でも公開の予定です。