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高圧ガスの取扱事業者を対象にした防災訓練が4日に金武町で行われました。この訓練は高圧ガスの事故を防ごうと県と高圧ガス保安協会が毎年この時期に実施しているもので、県内の事業者およそ300人が参加しました。
訓練ではガスの火力や危険性などを学ぶための実験も行われ、酸素や液体酸素LPガスの燃焼実験などでガスの燃焼力の強さを改めて実感しました。
県高圧ガス保安協会の喜屋武昇協会長は「いろいろなガスの燃焼テストをやっていますが、その性質を皆さんが理解したり、ガスの恐さ、また、安全に使えばより便利なガスであるということを理解していただきたい」と話していました。
そしてアンモニアなど毒性の強いガスが漏れたことを想定したガスマスクの装着訓練、高圧ガスの運搬に使う車両の点検方法が確認されました。また、大地震など災害が発生した際に家庭のガス漏れなどを確認するための緊急措置訓練のほか、高圧ガスを運搬している車両が事故を起こし、ガスに引火したとの想定で訓練が行われました。
参加者は真剣な表情で一つ一つ手順を確認していました。