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県内の景気についてです。日本銀行那覇支店が発表した9月の金融経済概況によりますと沖縄県内の景気は拡大基調にあり今後もこの拡大が続く見込みです。

まず、個人消費、観光、公共投資、雇用、物価の実体経済を見ていきます。個人消費は緩やかに増加しており、7月の百貨店やスーパー、コンビニなどの売上高は前年を上回りました。観光業も好調で、7月の入域観光客数と主要ホテルの客室稼働率も前年を上回りました。

公共投資は増加を続け、雇用と所得の状況も改善していて、7月の有効求人倍率は前月を上回り、現金給与総額も前年を超えています。消費者物価指数は前年同月比3.0%の上昇となっています。

見通しに関わる金融面では、7月の県内実質預金と貸出はともに前年を上回っています。このような結果から県内経済は、今後も拡大を続けていくとみられます。