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経済に関するニュースをわかりやすくコンパクトにお伝えするビジネスキャッチーです。きょうお伝えするラインナップはこちらです。はじめは企業の代表者の交代に関するニュースです。

去年から今年にかけて代表者が交代した企業は全国で6万6862社ありましたが、その結果、社長の平均年齢が16.7歳と一気に下がったことが東京商工リサーチのまとめで分かりました。

東京商工リサーチのデータベースに登録されているおよそ157万社の中で去年から今年にかけ代表者が交代したのは全体の4.2パーセントに当たる6万6862社でした。代表者の交代前の平均年齢は71.1歳でしたが、交代後は54,4歳となり一気に16.7歳若返りが進んだ事がわかりました。

では沖縄ではどうかを見ていきます。県内では1万7492社のうち728社で社長が交代しました。全体の4.16パーセントです。その結果、代表者の交代前の平均年齢68.65歳から交代後は54.58歳となり14.07歳若返りました。

社長などの代表者が代わった企業のうち「姓」に変更があった企業は498社で、変更なかったのが230社でした。

同じ「姓」の代表者の交代は多くが子どもや配偶者など一族間での事業承継と推測されます。社長など代表者の高齢化に伴ってスムーズな事業承継が経営上の重要課題となっています。

このコーナーでも事業承継の特集は何度かお伝えしていますが、代表者の若返りによって企業のDX化が進み人手不足解消や事業の拡大に繋がっていけば良いですね。