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つづいては6月の家計調査の結果を見ていきましょう。テレビをご覧のみなさんの実感と一致するでしょうか?

県統計課では2人以上の世帯の家計の消費支出と、2人以上の世帯のうち働く人がいる家計の収入と消費支出を調査して毎月公表しています。

それによりますと2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり22万9436円で前の年の同じ月と比べて名目で11.3パーセント、物価の変動を除いた実質で8.7パーセント増加し8カ月ぶりに増加に転じました。

全国の水準と比べますと5万1452円下回っています。内訳は教養・娯楽、交通・通信、光熱・水道など4品目では減少となりましたが、住居、家具・家事用品、食料、教育などの6品目で増加したため全体として増加に転じました。

一方、2人以上の世帯のうち働く人がいる世帯の消費支出は1世帯あたり26万8956円で前の年の同じ月と比べて名目で18.2パーセント、実質で15.4パーセントの増加となりこちらも8カ月ぶりに増加に転じました。

また1世帯当たりの実収入は63万7417円で前の年の同じ月と比べて名目で3.7パーセント、実質で1.3パーセントの増加となりましたが、消費支出に比べると増加率は小幅に留まりました。

実収入は全国の水準と比べると32万円あまり下回っていて大きな格差があるといえます。ここまでビジネスキャッチーでした。