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名古屋市で行われている生物多様性条約締約国会議・COP10に合わせて、22日、那覇市で生物多様性について考えるシンポジウムが開かれました。

九州弁護士会連合会が主催して開いたシンポジウムでは、ヤンバルクイナやリュウキュウヤマガメが車にひかれる被害や赤土流出など、県内の自然破壊の現状が報告された後、沖縄大学の桜井国俊教授の基調講演が行われました。

桜井教授は「恐竜が絶滅した時は1000年に1種が滅びる程度だったが、現在は1年に4万種の生物が絶滅している」と生物多様性が失われつつある現状を紹介し「このままでは最終的に人類が絶滅してしまう」と訴えました。

この他、会場ではやんばるの現地調査の様子が写真パネルで展示され、辺野古の海の現状などが参加者に紹介されました。