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2024年に答申された沖縄の最低賃金について更なる賃上げを求める申し立てがあったことを受け、沖縄地方最低賃金審議会はきょう、その申し立てを審議し、却下する結論を出しました。

2024年の沖縄の最低賃金について沖縄地方最低賃金審議会は、2024年8月13日、56円引き上げた952円を沖縄労働局に答申し、10月9日から適用するとしています。

しかし、県労働組合総連合が、全国との格差を是正にむけ賃金を956円にする答申を求めたため、2024年8月29日、審議会が開かれました。

そのなかで労働者側の委員からは「改正金額は、国でしっかり導き出した結果、再審議は必要はない」と意見があがりました。また経営者側の委員も「根拠となるデータがなく更なる引き上げの議論はできない」と述べました。

その結果、答申通りの決定は適当であるとし、異議申し立ては却下されました。