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辺野古新基地の建設を巡り国は、強行に大浦湾側の軟弱地盤を固める工事に関したくい打ちを始めていますが、沖縄防衛局が、護岸工事の変更契約を行ったことで、工事費用の総額があわせて170億円増えたことがわかりました。

辺野古新基地建設をめぐって国は、8月20日から大浦湾側の軟弱地盤を固める工事に関したくい打ちを行い本格的な工事を強行しています。

この工事について沖縄防衛局は、大浦湾側に整備予定のA護岸などの工事に着手したことを明らかにしていますが、この護岸を含む4件の護岸建設工事について変更契約が行われ当初の契約金額よりあわせて170億円増額したことがわかりました。

木原防衛大臣は「工事に向けた準備の過程において、当初契約に関連する作業の追加が必要になったことから沖縄防衛局において契約変更を行ったものというふうにそういう報告を受けております」と述べました。

この件について8月27日の会見で問われた木原防衛大臣はこのように述べ増額の理由となった「作業の追加」の内容について、「台風対策に資する作業を前倒しするなど施工内容の追加を行っている」と一例を挙げ回答しました。