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嘉手納基地の滑走路工事に伴って、軍用機が普天間基地を使用することに抗議する決議を携え、県議会が15日にアメリカ軍などに使用中止を申し入れました。
県議会の米軍基地特別委員会の9人は、県議会で決議された普天間基地を使用するダイバートの中止を第18航空団・広報局長のクリストファー・アンダーソン少佐に申し入れました。アンダーソン少佐は「追加的なダイバート訓練はもうやらない」との意向を示したということです。一方で、外来機への対応には「ケースバイケースで対応する」とも述べたということで、普天間基地の使用に含みを持たせました。
県議会軍特委の渡嘉敷喜代子委員長は「私たちがこれほど過重な負担をさせられているということに対して、あまり彼らは、やはり軍事優先ですから、深刻に受け止めていない」と話しました。
議員団は、午後からは四軍調整官やアメリカ総領事館などにも要請行動を行いました。