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特殊詐欺から未然に被害を防いだとして警察は、那覇市の郵便局員2人に感謝状を贈りました。那覇警察署から感謝状を贈られたのは、首里汀良郵便局に勤務する喜久山和史局長と津波古多江子局員です。

2人は2024年3月、窓口業務が終了した郵便局を訪れた60代の女性から「保険料の還付金を受け取るため手数料の振り込みをしたい」と相談を受けました。

「還付金」という言葉に詐欺を疑った津波古さんが喜久山局長に相談し、2人で女性を説得、振り込みを思いとどまらせました。

津波古多江子さんは「少しでも被害にあう方が少なくなってよかったと思います」と話しました。

喜久山和史局長は「(日ごろから)目配り気配りでお客さまの状況を把握しているのが未然防止につながったと思います」と話しました。

警察は、「不審な電話を受けたときには、現金を振り込む前に家族や警察官に相談してほしい」と呼びかけています。