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きょう紹介するのは、移住ブームの石垣で、今、移住者や地元の人の間で話題の漫画コミックです。南の島で生まれた漫画いったいどんなものなんでしょうか?
山田書店店長「観光客の方と移住してきた人が、もともと情報やいまの定期購読者で、それでこのくびらーのみちゅーファンでコミック化されたので購入される方が多い」
石垣島の北部。緑豊かな自然あふれる土地が舞台となり、誕生したのがこちらのコミックです。
くびらーのみちゅー
くびらーとは、シロハラクイナのことで、石垣の月刊情報誌「やいま」で2000年から7年間連載されていました。そして、今年2月、70話をまとめ一冊のコミックに・・・。
さて、その内容はというと・・・。
みちゅー「こんにちはー、おばぁちゃん。あれ?耳が遠いのかな?おばぁちゃん、こんにちは」
『やーや、わんぬ んまがー あらんどー』
みちゅー「わっ!これ、きれいなつぼだな〜。何すかこれ?」
『マース』
みちゅー「えっ?どうやって回すの?」
『どうやらんでもマース』
っとこのように主人公シロハラクイナのみちゅーを中心に、八重山でありがちな生活をシマクトゥバを交えて描いています。
南山舎・大森一也部長「地方から、地方の書き手が全国に向けて発信する。地方の南の果ての出版社の意義もそこにあるんじゃないかなって思っています」
作者は、石垣に住むペンネーム大城テン次さんと小城ボブ次さんという夫妻。二人とも職業作家ではないということで、似顔絵だけの公表。八重山の島で生まれたコミックは、謎めいた魅力を持つローカルなコミックです。
言葉が分からなくても下の方に注釈がついている所がいいですよね。方言が学べるということで移住者や観光客にも受けているのかも知れません。