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嘉手納基地で行われている滑走路の補修工事で普天間基地の使用頻度や騒音が増加していることに対し、県議会は12日に県の今後の対応を協議しました。

アメリカ空軍は今月から1年半かけて嘉手納基地の滑走路の改修工事を行うことから、嘉手納基地に所属するF-15戦闘機は緊急時に普天間基地を使用するとしています。

普天間基地の周辺ではすでに騒音被害が増加していて、12日の軍関係特別委員会ではこの問題をめぐる県の対応について議論が交わされました。

又吉知事公室長が「日米地位協定では緊急時の目的地の変更は普天間基地だけではなく、那覇空港も含まれている」と説明すると、委員からは「アメリカ軍に自由な運用や民間空港の使用を認めている日米地位協定に関わらず、県として毅然とした態度でアメリカ軍に中止を求めるべき」といった意見が相次ぎました。