※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

小児がんの治療中・治療後の子どもを地域や学校がどのように寄り添うかを考える講演会が、うるま市で行われました。

沖縄こどもホスピスのようなものプロジェクトの宮本二郎代表は「(罹患者に)悪気がないのに伝えてしまう言葉がある逆に(病気を)知ることで喜ぶような行動をこちらができるかもしれない。(がんを)知ることから想像して、するケアしないケアを考えていくふうな講演会になれば良いと思っています」と述べました。

この取り組みは、「小児がん」をテーマに治療中もしくは治療後の子どもに対して「すること・しないこと」を考え地域や学校でどのようなことができるか知ってほしいと開かれたもので講演では、2度の白血病を経験した高島輝一朗さんが自身の体験を語りました。

会場には医療や教育関係者などが詰めかけ質疑応答で、死に直面した子どもへの対応について質問があり元教職員で学校心理士・病院内学級の経験を持つ副島賢和さんが、「楽しい時を過ごす、日常を淡々と用意する、生きている証しを残す、この3つが大切で、そのために用意してたい」と答えました。