女子バスケットボール。那覇空港勤務、日本のWリーグを経て、今年10月から女子バスケットボールの韓国リーグに挑戦する、砂川夏輝(すながわ・なつき)選手に海外挑戦への思いを聞きました。
砂川夏輝選手「韓国のリーグがどんなバスケットをするのか楽しみなので行くことに関してはワクワク」
バスケットボール、日本のWリーグから韓国のプロリーグ・WKBLに移籍する中城村出身の砂川夏輝。6月、ドラフト2巡目で牙山(アサン)ウリ銀行から指名を受けました。
砂川夏輝選手「自分はスピードを生かして切り込んでいったり味方に生かせて行けたら」
砂川は、西原高校、早稲田大学を経て、那覇空港で地上職として働きながら社会人チームでバスケを磨く生活を2年続け、2020年プロテストに合格。念願叶ってデビューしたWリーグでは、合わせて3シーズンに渡り活躍し、日本代表クラスのメンバーなどとマッチアップをする日々に大きな刺激を受けてきました。
砂川夏輝選手「代表の色々な選手と戦えるのは、ここに来なければできなかったので試合できるのが楽しいという気持ちが毎試合あった」
年々レベルアップする日本の女子バスケ界の中で、選手たちと切磋琢磨し、持ち味であるスピードとキレのあるドリブル、そして正確なショットを磨いてきた砂川。海外挑戦のその先に描いているのは、沖縄のバスケへの貢献でした。
砂川夏輝選手「色々な国に行ってバスケットスタイルを学んでそれを自分の中で選択して沖縄の子どもたちに還元できたらと頭に入れているので」
この日は社会人チームに混ざり汗を流した砂川。練習試合の相手だった高校生の県選抜メンバーにアドバイスを送りました。
砂川夏輝選手「いかに短時間にフィットできるかの能力だと思うので、そこを1個1個これから大事に頑張ってください」
今後、韓国でチームに合流し、10月から始まるリーグ戦に臨みます。
砂川夏輝選手「海外の選手とのコミュニケーションの仕方も肌で感じられるの韓国のファンの方にも応援してもらえるような選手になりたい」
異文化に飛び込み、バスケットボールの幅を広げる砂川夏輝の海外挑戦。沖縄バスケへの思いを胸に挑む、韓国リーグ加入はその第1歩です。