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国の重要無形文化財保持者いわゆる人間国宝に県内から八重山上布の染織作家・新垣幸子さんが認定されました。

2024年県内で新たに人間国宝に認定された石垣市在住の新垣幸子さんは27歳の時に沖縄県工業試験場、現在の県工芸振興センターで染色技術を習得後首里織の大城志津子さんや八重山上布の石垣英富さんに師事しました。

その後自身の工房を設立し1988年から1998年にかけて行われた「八重山上布復元事業」で中心的な役割を担い、古来の技法である「括染」を復活させました。

人間国宝認定について新垣幸子さんは「今までやってきた仕事をこれからも追及していきたい。若い人たちにそれがうまく指導できていけば、繋がっていけばと思う」と話します。

八重山上布が国の重要無形文化財に指定されるのは初めてで、新垣さんの認定により県内で人間国宝に認定されたのは18人となりました。