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11月の知事選に立候補する宜野湾市の伊波市長が4日、普天間基地の移設問題について稲嶺市長と意見を交換しました。
名護市役所に稲嶺市長を訪ねた宜野湾市の伊波市長は、普天間基地の移設問題についておよそ15分間意見を交換しました。
伊波市長は「アメリカのそもそもの原則は、歓迎されないところに基地は造らない。そういうところから、歓迎される自治体・県知事をつくろうというのが、これまでの(北部振興策)1000億円の目的。これをそうはさせない」と県内移設に反対する意見を述べ、これに対しては稲嶺市長も「我々も先月の名護市議選で移設に反対する皆さんが16議席を獲得した。これは市長選を上回る形で(市民が)意志を表明してくれた。これからの闘いも一緒にやっていけると思います」と反対の意思を明確にしました。
ふたりは普天間基地の県内移設に反対する立場を改めて確認し、そのうえで稲嶺市長は、来月の知事選で伊波市長を全面的に支援する姿勢を示しました。
知事選には自民・公明の推薦を受け出馬表明をした現職の仲井真知事やほか、数人も立候補する予定です。