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嘉手納基地の滑走路修復工事に伴い、アメリカ軍が決定した普天間基地の代替使用。これを受けて普天間基地の前では1日、市民グループが抗議集会を開きましたが、その場はいつも以上に緊迫した空気に包まれました。

集会に参加した人は「市民の抗議に、警察官を山ほど差し向けて、私たちの抗議の声を抹殺しようとしております」と訴えました。

普天間基地のゲート前で開かれた集会にはおよそ200人が参加しましたが、アメリカ軍とのトラブルを避けようと警備にあたっていた警察官およそ50人と市民がもみ合いになるなど、いつも以上に物々しい雰囲気に包まれました。

この中で、宜野湾市の伊波市長は「普天間基地の一日も早い撤去を実現しなければならない」と訴えたほか、普天間基地爆音訴訟原告団の島田善次団長が「今回の決定は市民を愚弄するもの断じて許すわけにはいかない」と怒りの声をあげました。

市民らは10月末にも大規模な抗議集会を開く方針です。