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一時は生産が追い付かずに限定での販売となった事もある今人気のお菓子「雪塩さんど」。国際通りにも専門店がありますが、特に海外からの観光客が多く訪れていました。

この「雪塩さんど」宮古島の雪塩を使ったものですが、現在このお菓子が作られているのは宮古島ではなく鳥取県なんです。ただ売れ行きが予想をはるかに上回ったため協業する2社が合弁会社を設立して宮古島市に県内最大級の工場を建設することになりました。

合弁会社を立ち上げたのは宮古島市に本社があるパラダイスプランと鳥取県に本社がある寿製菓です。

今月4日に宮古商工会議所で開かれた記者会見では工場の建設場所や規模などが紹介されました。菓子工場の敷地面積は2700坪で来年6月に着工し再来年5月に完成。7月操業開始で工場と併設でお菓子を販売するスペースも設けるという事です。これにより100人の雇用と初年度30億円の売り上げを見込んでいるという事です。

県内最大の工場建設を決意した理由として寿製菓では「現地で作るというのがさらにブランドの価値を上げる事に繋がる」とおっしゃっていました。工場建設場所の近くにはクルーズ船の停泊する港と近いという事で人気スポットになりそうです。