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18日夜から19日朝にかけて先島諸島を暴風域に巻き込んだ台風11号は、各地に大きな爪あとを残しました。

18日午後に暴風域に入った石垣市は、19日午前8時に暴風域から抜けるまでの18時間にわたり猛烈な雨と風に襲われました。

市の中心部では、直径およそ30センチの木の枝が折れて路上に倒れ、建物のトタンの屋根が隣の建物に吹きとばされました。

台風11号は、中心付近の最低気圧は935ヘクトパスカルを記録し、最大瞬間風速は波照間島で63.8メートルを観測し、今年発生した台風の中で最強の台風となりました。

この台風の影響で先島諸島では午前11時現在、9200世帯が停電し、復旧作業が進められています。