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１２日夜那覇市首里金城町の共同住宅から「煙と焦げ臭い匂いがした」と通報があり多くの消防車両が現場にかけつけました。この時間帯、周辺では、落雷が相次いでいました。
消防によりますと１２日午後８時５０分ごろ那覇市首里金城町の共同住宅で「建物１階の分電盤から焦げ臭い匂いと煙が出ている」と住民から通報がありました。消防が現場に駆け付けたところ火は確認されず、建物は停電していたということです。
沖縄電力によりますと午後９時ごろ、首里金城町と崎山町で一時２４０戸の停電が発生していました。１２日、この時間帯の那覇市では雷の光と音が何度も確認されていました。近くに住む女性は「光ったと同時にドカンとすごい音がしてこわかった」と話していました。
沖縄気象台によりますと沖縄本島周辺には発達した積乱雲が集まっていて１３日午後にかけても雷を伴った激しい雨が降る可能性があるということです。気象庁は、雷が鳴ったら身を守るために近くの建物や自動車の中に移動するなどの対策を呼びかけています。