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こんにちは。定員48人に対して75人が立候補しました。

任期満了にともなう県議会議員選挙が2024年6月7日に告示され県内各地の選挙区で論戦が繰り広げられます。

2024年6月7日に告示された県議会議員選挙は、定数48をめぐり県内13の選挙区に75人が立候補を届け出ました。

現在の県議会は、玉城知事を支える与党と野党中立の議席数が同数と拮抗するなか、今回の県議選は、2期目の任期も半分に迫った玉城知事の県政運営に対する中間評価の位置づけを持っています。

このほか基地問題や物価の高騰、子どもの貧困など沖縄が抱える問題にどのように対応するかが問われる選挙となりそうです。

県議選の投開票は、2024年6月16日(日)に行われ6月8日からは期日前投票も始まります。

ここからは船越記者です。

船越記者「48の議席を争い、75人が立候補した今回の県議選ですが、前回2020年の県議選は新型コロナの影響もあり、立候補者が64人だったので11人増えた形です。また前回は無投票の選挙区も4つありましたが、今回無投票となったのは石垣市選挙区のみです。」

船越記者「石垣市選挙区では定数2に対し立候補が2人だったため、無投票で無所属の次呂久成崇さんと自民党の大浜一郎さんの現職2人の当選が決まっています。」

今回の選挙はどういう部分が問われる選挙になるんでしょうか?

船越記者「今回の選挙は2期目の任期も中盤に迫った玉城知事の「中間評価」と位置づけられています。」

「中間評価」とはどういう意味なんでしょうか。

船越記者「玉城知事は政策を進めるために議会の同意などを得ないといけないわけですが、現在の県議会は知事を支える与党と、野党中立の議席数が同数で勢力が拮抗しています。採決に加わらない議長が中立会派から出ているので玉城知事が進めたい政策などがかろうじて議会で可決されている状況です。」

船越記者「与党勢力が過半数を獲得し、玉城知事が安定した県政運営を行えるのかあるいは野党中立勢力が過半数を獲得し、玉城県政に待ったをかけるのかがこの選挙の結果で決まってくるという意味で「中間評価」と表現されていて今後の沖縄の行方を左右する選挙となっています。」

今後の沖縄を占う県議選について来週改めて候補者の顔ぶれなどをお伝えします。船越記者でした。

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