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最初のニュースはコロナ禍を経てさらに円安で増えるインバウンド需要に応えられそうです。外国人旅行客などへ質の高いサービス提供しようと大手レンタカー会社は13言語に対応した自動翻訳ができるディスプレイの試験導入を始めました。

常住智史記者は「こちらのレンタカー店舗では13言語に対応したディスプレイを受付窓口に試験導入しました」と伝えました。

オリックスレンタカー美栄橋駅前店では誰もがコミュニケーションしやすい空間の実現に向け県内のレンタカー店舗では初めて受付窓口に13言語に対応するディスプレイを取り入れました。

店舗スタッフと利用客がディスプレイを介して会話することで、利用客の言語を音声が自動認識し、即時に会話を日本語と外国語で透明ディスプレイに字幕を表示します。これまでの翻訳サービスよりも自然な会話が実現しました。

店員「どちらかいらっしゃったんですか?」 観光客「台湾です」

オリックスレンタカー美栄橋駅前店・翁長真一店長は「翻訳ディスプレイを導入することによってさらに質のいいサービス提供と細かい情報提供をできることを期待しています。これによってお客様が沖縄で楽しいドライブができればいいなと思っております」と話しました。

レンタカー業界では、アフターコロナの需要回復や円安などで外国人旅行客のレンタカー利用が急増する一方、多言語で窓口業務に対応できるスタッフに限りがあることが課題となっています。

翻訳ディスプレイ導入によって利用客と目線を合わせて会話ができるほか自然で円滑なコミュニケーションを取りながら、正確な情報が提供でき時間の短縮もできるということです。

試験導入は2024年5月30日までで今後、本格的な導入を目指すとしています。今後、観光に関連する様々なサービスに取り入れられると良いですね。