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続いては、沖縄のおとなり台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回はリゾートで人気の体験や夜のウォーターショーなど、耳寄りな台湾観光の話題をお伝えします。

台湾屈指のリゾート地、澎湖諸島。観光で訪れた若者たちが、青空のもと水面にテーブルを浮かべてサンドイッチやフルーツなど優雅なモーニングタイムを楽しんでいます。

観光客「朝食にはフルーツと現地の飲食店が準備した軽食がありました。どれもすごくおいしかったです。」

周りを囲んでいるのは「石滬(せきこ)」と呼ばれる石垣で潮の満ち引きを利用して魚を捕まえる台湾では伝統的な漁法です。時代の移り変わりに伴って今は使われることが少なくなった「石滬(せきこ)」に注目し、観光と結びつけたのがこのモーニング体験でした。

観光客「(周りを走る)船も速くなくて波風もそこまで大きくないので、ここでの時間を心から楽しめます。」

他にも、島で獲れた魚を干したものを木槌でコンコン叩き、骨を取り除いて身を食べてみるなど昔ながらの生活を知ることができるプランも!

観光客「オーナーからこの干し魚の由来やその保存方法、調理の工程を聞きました。本当においしくてつい食べ続けてしまいます。」

その地域ならではの体験ができる観光は、ひとあじ違うようです。

ベビーカステラ業者「高雄に来たからにはやっぱり、高雄のシンボルを模したカステラを作らなきゃと思ったんです。」

わんさか台わん リゾート地の新名所 台北のナイトショー

特注の型で焼き上げられているのは高雄市(たかおし)の観光名所をかたどったベビーカステラです。和洋折衷の建築様式が用いられ、高雄のランドマークとなっている高雄駅も忠実に再現されています。しかしこの駅、実は「長いこと工事が続いている駅」としても知られていて、地元の人は不便だと感じているようです。

地元の人「他の地方に行きたい時にはわざわざと~っても長く遠い道を行かなければならないんです。今私は大学3年生になりましたが、確かこの駅は高校1年生の頃からずっと工事をしていて、未だに完成する気配がないんです。」

80年以上の歴史を持つ高雄駅の地下鉄化に向けた工事は、2020年から続いていて駅周辺は未だにフェンスに囲まれたままです。完成は今年12月を予定しています。

わんさか台わん リゾート地の新名所 台北のナイトショー

地元の人「工事が長すぎるんですよ。」記者「どうしてそう思うんですか?」「たまにこの辺りを通りますが、まだまだ沢山の工事の足場を見かけます。早く工事が終わって欲しいです、そうしたらこの辺りも喧しくなくなるはずです。」

駅をかたどったカステラの完成よりもまずは駅そのものが完成してほしい!と願っている高雄の人々なのでした。

迫力ある音楽と橋を利用したプロジェクションマッピングが見どころのウォーターショーが台北市で始まり夜の街を華やかに彩っています。

わんさか台わん リゾート地の新名所 台北のナイトショー

台北市觀傳局 王秋冬局長「他の橋ではこのようなパフォーマンスをしていないので、初の試みと言えるでしょう」

観光客が多く訪れる夜市も近く、グルメを堪能したあとに楽しめるナイトコンテンツでなんと1500万円もの予算をかけて来月まで開催されます。午後7時から9時までの間で、あわせて5回のショータイムを予定しているということです。

台湾旅行に行く際は、夜の観光もチェックしてみては?