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2009年、難病に負けず、車いすで沖縄本島一周を果たした田中文さんが南風原町の小学校で講演。子どもたちに夢や目標を持つことの大切さを訴えました。
田中さんは、筋肉や関節が固まってしまう進行性の難病「固定ジストニア」を患い、現在、車いすの生活を余儀なくされていますが、去年は車イスで沖縄本島を一周。また、今回も県内でのマラソンに参加。その経験を講演で子どもたちに伝えています。
7日、南風原町の翔南小学校で講演した田中さんは「出来ない事はないんだよって言いたい。障害者も健常者も同じなんだよってことを訴えていきたいと思います」と話していました。
今回の講演は小学校から高校まであわせて県内9ヵ所。左足でしか操作できない車イスでマラソンや本島一周、チャレンジすることの大切さを訴えています。
講演を聞いた児童の一人は「車椅子なのにすごいなと思いました」と感想を述べていました。
全国の学校を回る田中さん。子どもたちに、常に前向きに、夢を持つことの大切さを訴えています。