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おしまいは県内の景気について日銀のまとめです。目先の沖縄経済は拡大基調にあるという分析結果が出ました。日銀那覇支店がまとめた経済概況です。
3月から4月の「個人消費」「観光」「公共投資」「設備投資」「住宅投資」、それにこの間の「雇用・所得情勢」「生鮮食品を除いた消費者物価指数」を基に分析した結果です。
それによりますと県内の景気は拡大基調にあり、「個人消費」ではコンビニエンスストア・ドラッグストア・家電売上などが前年同時期を上回るなど、緩やかに増加しています。
一方自動車登録台数は一部メーカーの生産停止などがあり、前の年の同じ時期より8・3%落ち込み、当面は販売が下押しとなる見通しです。
「観光」は拡大基調で5月以降複数の海外路線の復便や新規の就航が見込まれていて外国客を中心にさらなる増加を期待する声が聞かれているということです。
「公共投資」も増加、「設備投資」は持ち直し、「住宅投資」も底堅く推移していると分析しています。
またこの間の「雇用・所得情勢」は緩やかに改善していて、さらに物価は前年同月比でプラス3.5パーセントで日銀那覇支店では総合的に判断して目先の沖縄経済は拡大基調がみられるとしています。
いよいよ来月以降は企業のベースアップが反映されどんな分析結果が出るのかこちらも注目です。