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続いては、ハンドボールの話題です。日本ハンドボール・リーグの最終戦が、おととい沖縄市で行われました。男子・琉球コラソン、そして、女子のラ・ティーダがホームに相手チームを迎えての試合となりました。

前の試合で、今季5勝目あげた琉球コラソン。リーグ最終戦を勝利で飾りたいところ。相手は、県出身の山田隼也(やまだ・としや)やゴールキーパーの西原雄聖(にしはら・ゆうせい)が所属する「トヨタ自動車 東日本レガロッソ」。

試合は、開始直後から、今期で引退するコラソン・佐藤草太(さとう・そうた)が連続でシュートを決めると佐藤ともに引退を決断している堤裕太(つつみ・ゆうた)もシュートを決めチームを鼓舞します。

ハンドボール 琉球コラソン&ラ・ティーダ シーズン最終戦

しかし、レガロッソの山田(やまだ)が得点を決めるとその後逆転され、徐々に点差をつけられます。苦しい展開で後半を迎えます。

後半、コラソンは果敢に攻めますが、キーパーの西原(にしはら)の好セーブに阻まれ、なかなか得点が決まりません。最後まで、流れを自分たちのものに出来なかったコラソン、25対31と最終戦を勝利で飾ることは出来ませんでした。

コラソン東江太輝(あがりえ・たいき)(キャプテン)「なかなか厳しいシーズンであったんですけど、「このシーズンがあったからこそコラソンは強くなれた」と言う様なシーズンに来年以降したいと思います。

コラソン東江正作(あがりえ・せいさく)監督「今シーズン長かったんですけれども、本当にたくさんの応援ありがとうございました。」

同じ会場で行われた女子ハンドボールザ・テラスホテルズ ラ・ティーダの最終戦の相手は、香川銀行。この試合、守りの要(かなめ)ラ・ティーダのキーパー田口舞(たぐち・まい)が魅せます。冷静な判断でシュートをセーブ、さらに1対1になってもラ・ティーダのゴールを守り、相手に得点をあたえません。

ハンドボール 琉球コラソン&ラ・ティーダ シーズン最終戦

そして攻撃陣は、喜納歩菜(きな・あゆな)がディフェンスの隙間から鮮やかなシュートを決めると朴宣映(パク・ソニョン)が角度のない位置からパワーでゴールにねじ込みリードします。

後半は、残り3分で相手に7mスローで1点差まで詰め寄られますが、長谷川真子(はせがわ・まこ)のシュートで流れを渡しません。相手の攻撃も、キャプテンの桑原美紗季(くわはら・みさき)が気迫のセーブ。勝ちへの執念を見せます。

その後も、朴(パク)や、長谷川(はせがわ)が見事なジャンプシュートを決め、ラ・ティーダは最終戦26対23で接戦で勝利しました。

桑原 美紗季(くわはら・みさき)キャプテン「まだ若いチームなので、これからどんどんどんどん積み上げていって来シーズンもっと皆さんに勝利をお届けできるようなチームにしていきたいと思います」

ハンドボール 琉球コラソン&ラ・ティーダ シーズン最終戦

ラティーダ東長濱 秀作(ひがしながはま しゅうさく)監督「来シーズン選手たちと少しでも皆さんに元気をお届けできるように頑張っていきたいと思いますので、ぜひ会場で選手の背中を押してあげてください。ありがとうございました」

ラ・ティーダの気迫はすごかったですね。シーズンは、コラソンが11位(13チーム中)ラ・ティーダが9位(11チーム中)という結果でした。

日本ハンドボールリーグは、来シーズン9月に開幕します。コラソン、ラ・ティーダともに活躍することを期待してます。