※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

県内の地銀グループ3社が2023年度の決算を発表し1社が増収・増益、2社が増収・減益だったことが分かりました。

おきなわフィナンシャルグループの2023年度の経常収益は前期比1.6%増の535億円で経常利益は2.9%増の88億円と増収増益となりました。

一方、琉球銀行ではグループ全体の経常収益が前期比9.7%増の659億円でしたが経常利益は0.6%減の84億円。また、沖縄海邦銀行ではグループ全体の経常収益が前期比0.1%増の125億円でしたが経常利益は5.9%減の20億円となり、増収減益となりました。

このうち、琉球銀行では日銀のマイナス金利政策解除を受けての今後の貸し出し金利への影響について次のように述べました。

琉球銀行 島袋頭取は「短期プライムレートというのが基準になりますのでそこが動かないとですね、なかなか金利はあがっていかないんじゃないかなと思ってます」と話します。

今後も、短期プライムレートなど、日銀の政策動向に引き続き注視していく必要がありそうです。