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きょうから5月に入りました。食品の値上げのニュースは毎月お伝えしていますが、今月大幅に値上がりするのがオリーブオイルです。帝国データバンクの調査によりますと今月の食品の値上げは417品目に上り、年間では7000品目を突破しました。

種類別にみますと、酒類や飲料が最も多い253品目で値上げ率は平均で31パーセントとなり、2022年度以降、最大の値上げ率となりました。値上げ率を押し上げる要因になったのは、オリーブオイル製品で、50パーセントを超える大幅値上げとなりました。

値上の理由としては4月に原材料の値上が実施されたことや原油高を背景にしたプラスチック製品などの包装資材が上がった事、輸送コストの上昇などが挙げられています。

帝国データバンクでは「急速に進む円安が懸念材料で値上に対する圧力は高止まりが続く」と分析しています。